wands · Minor Arcana
棒のキング
この組 · 棒
衝動、自分で選んだ仕事、作りたいもの
どこに位置するか
それに責任を負う人。請求書の付いた権限。
この組の質
速くて熱い。棒の問題はたいてい「足りない」ではなく「一度に多すぎる」。
この札を占いに持っていく
情熱を注ぐほど、相手のペースを置き去りにしやすい。主導権を握るのはいいが、相手の返事を待つ時間を作ること。待てないなら、その熱は一人で抱える覚悟が要る。
恋愛で「棒のキング」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。
これで引く →仕事自分で決めた仕事に、責任がついて回る段階。旗を振るだけでは済まない。請求書と締め切りを引き受けた以上、手放す判断も自分で下す。任せられないなら、それは権限ではなく抱え込みだ。
仕事で「棒のキング」。次はどこから動かせばいいか。
これで引く →お金大きく動かすほど、損失も大きくなる。勢いで拡げた分の支払いは、必ず自分のところに返ってくる。使う前に、戻ってくる道を一つ用意しておくこと。
お金の話で「棒のキング」。足りないのか、使うのが怖いのか。
これで引く →調子火が強すぎて、止まる理由を探している。誰かの許可はいらない。けれど、燃やした分の灰は自分の足元に残る。今日は一つだけ、手放すものを決めること。
「棒のキング」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。
これで引く →よくある質問
棒のキングの棒という組は何を扱いますか。
衝動、自分で選んだ仕事、作りたいもの 速くて熱い。棒の問題はたいてい「足りない」ではなく「一度に多すぎる」。
棒のキングは良い札ですか。
ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:それに責任を負う人。請求書の付いた権限。 逆位置:速くて熱い。棒の問題はたいてい「足りない」ではなく「一度に多すぎる」。
この記述の出どころ
78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。
このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。