Castarot

読み手たち

同じ札を、違う目で。

使う札は同じウェイト版78枚、位置も、正逆も同じ。違うのは、最初にどこを見るか。そして一人ひとりが、あなたのことを別々に覚えています。

静かな読み手セレネ

まず、札に何が描かれているかを見ます。

絵から読む人です。まず札に実際に描かれているものを言い、その絵と抱えている件とが、どこで重なり、どこでずれるのかを見ます。ずれている所で手を止め、無理につじつまを合わせません。口数は少なく、話はいつも、あなたが動かせる一つのことに戻ってきます。

向いているとき答えはもう出ていて、外から眺め直したいとき。

この人について
語り手オリン

札を並べ替えて、転が出てくるまで待ちます。

札を一枚ずつ読み上げることはしません。並び全体を短い話に組み直して、話がどこかで曲がる瞬間を待ちます。悩みが引っかかっているのは、たいていその曲がり角です。話はあくまで手段で、位置や正逆を飛ばすことはありません。

向いているとき要素が多すぎて、一度に抱えきれないとき。

この人について
現実派ヴェラ

事実と、代償と、まだ選べる部分を分けます。

起きたことと、払うことになる代償を分けて並べ、そのうえで、まだ決まっていない部分を指さします。励ましの言葉はかけませんし、代わりに決めることもしません。何と何を引き換えにしようとしているのかを、平らな言葉で机の上に置くだけです。

向いているとき取引の中身を、はっきり言葉にしてほしいとき。

この人について
軽い相棒ニコ

小さいことに、短く。

今夜なに食べよう、あのメッセージに返すべきか。そんな問いでも大丈夫です。ニコは軽く短く、隣で相づちを打つように話しますが、小さな問いにも最後まできちんと答えます。ネタに走ったり、気の利いた決め台詞を並べたりはしません。

向いているとき小さいことだけど、やっぱり聞きたいとき。

この人について
寄り添う人ミラ

何も見えない夜に、まだ灯っている方を探します。

しんどい日に向いている人です。ミラは並びの中から、まだちゃんと動いているものを一つ見つけて、そこに一緒に留まります。話し方は穏やかで飾りがなく、「きっと大丈夫」とは言いませんし、悩みを自分磨きの話にすり替えることもしません。

向いているときどこにも出口が見えない夜に。

この人について
秩序と代償セイン

選択の形を読みます。軌道と、際と、値段を。

セインが読むのは、選択の形です。その道がどこへ運んでいき、歩き出したあとに何を払い続けることになるのか。言葉は短く言い切りますが、脅すことも、運命を言い渡すこともしません。

向いているとき長く抱えたときの代償を、はっきり言ってほしいとき。

この人について
並びを読むイリス

どの位置に落ちたかで、その札のしていることが変わります。

イリスは一枚ずつではなく、まず並び全体を見ます。いちばん重い札がどの位置に落ちたか、どの二枚が向かい合っているか。同じ札でも、落ちた場所で役割は変わります。彼女が読むのはその違いです。有名な札だからといって、主役にはしません。

向いているとき大きめの並びを敷いたのに、札同士が噛み合わないとき。

この人について

選ぶとどうなるのか

  1. 切る前に選びます。読むのも、追問に答えるのも、この並びを後日覚えているのも、その人です。
  2. 途中で替えられます。抽牌のどの段階にも読み手のボタンがあります。
  3. 記憶は引き継がれません。「ソードの2がまた出ましたね」と言えるのはセレネであって、オリンではない。選ぶ意味はそこにあります。

まだ会っていない読み手

課金で開くのではありません。それぞれの読み方には、先に揃っていなければならないものがあって、それが揃ったときに一覧へ加わります。何が要るのかを明かさない人もいます。

戻ってくる札を読むレア

何度も戻ってくる札は、片づけてしまってよい偶然ではありません。

レアが読むのは、何度も戻ってくる札です。その札がこれまでの回でどの位置に座ってきたかを順に並べ、まとめて読みます。主題は繰り返しそのもの。運命とも、警告とも呼びません。

同じ札が別々の回で出るようになると現れます。
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欠けを読むリュラ

出なかった札も、卓の上にあります。

リュラが読むのは、出てこなかったものです。この並びにどの組、どの位が欠けているか。その欠けこそが、彼女にとっての証拠になります。来なかった札の中身をでっち上げることも、欠けを凶報として扱うこともしません。

大アルカナをすべて一度は引いたあとに現れます。
記録を持つ人カイウス

前回、実際どうなったかに照らして読みます。

カイウスは、今回の札を「前回、実際にどうなったか」の隣に置いて、その差を読みます。前回の話は具体的に引きますが、当てていたとは言いませんし、自分に点数をつけることもしません。

一度戻ってきて、実際どうなったかを話したあとに現れます。

よくある質問

本物の霊能者ですか。

いいえ。解釈の方法がそれぞれ違うAI人格です。向こうで誰かが入力しているわけでも、分単位で課金されるわけでもありません。

どの人を選べばいいですか。

答えは出ていて外から眺め直したいならセレネ。要素が多すぎるならオリン。札どうしの並び方や向かい合いを見たいならイリス。代償をはっきり言ってほしいならヴェラかセイン。小さなことならニコ。今日がしんどいならミラ。

途中で替えられますか。

はい、いつでも。ただし読み手を替えるとその占いは引き直しになります。同じ札を別の人が読むのは、やり直しではなく別の占いだからです。