Castarot

7 · Major Arcana

戦車

描かれているもの

手綱がありません。二頭のスフィンクスは別の方を向いていて、彼はどちらも握っていない。持っているのは杖です。

正位置

中身が噛み合わないまま進んでいる状態。解決ではなく、解決の代わりに意志が働いている。

逆位置

二頭の力が拮抗して、動きが止まっています。力はまだ使われ続けている。

札に何があり、それがどう読まれるか

  • 手綱のない戦車制御を手放したまま走る力は、意図ではなく勢いで進むことを示します。
  • 別の方を向く二頭のスフィンクス引く方向が割れたまま同じ轍に立つ姿は、内部の不一致そのものを表します。
  • 握れるものが一つしかないという事実は、選別と一点集中の合図です。

1909年版に実際に描かれている要素だけ。

この札を占いに持っていく

よくある質問

戦車は良い札ですか。

ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:中身が噛み合わないまま進んでいる状態。解決ではなく、解決の代わりに意志が働いている。 逆位置:二頭の力が拮抗して、動きが止まっています。力はまだ使われ続けている。

戦車の正位置と逆位置は何が違いますか。

正位置:中身が噛み合わないまま進んでいる状態。解決ではなく、解決の代わりに意志が働いている。 逆位置:二頭の力が拮抗して、動きが止まっています。力はまだ使われ続けている。 逆位置は正位置の反対ではなく、それ自体の意味です。

戦車は恋人や力とどうつながっていますか。

大アルカナでは戦車は恋人のすぐ後、力のすぐ前にあります。恋人:どちらを選んでも何かを払う選択。その代償こそが、この札の中身です。 力:ゆっくりのやり方が効いています。音がしないので、何も起きていないように見えるだけ。

この記述の出どころ

78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。

このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。