19 · Major Arcana
太陽
描かれているもの
子どもの背後の壁は低く、向日葵は向こう側です。もう壁は越えている。旗は、ただ運んでいるだけ。
正位置
難しかったことが、難しくない。通り過ぎたから。
逆位置
良いことは本当に起きていて、まだ感じ取るだけの元気がない。その差は勝手に埋まりますが、思っているより時間がかかり、途中で本当に起きたのか疑う日が何日か来ます。
札に何があり、それがどう読まれるか
- 低い壁障害はもう足を止める高さではなく、越えたあとに残る目印として読む。
- 向日葵自分で手を伸ばして掴むものではなく、越えた先にすでに咲いているものとして読む。
- 運ばれる旗掲げて誇示するためではなく、ただ持ち運ぶだけの、誇張のない現実として読む。
1909年版に実際に描かれている要素だけ。
この札を占いに持っていく
難しかった関係が、難しくなくなっている。相手の気持ちを読もうとするのをやめて、いま自分がどうしたいかを一つ選ぶ。それが今週の発言になる。何も起きていないように見える日も、越えた側にいる。
恋愛で「太陽」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。
これで引く →仕事詰まっていた仕事が、詰まらなくなった。だから次は、宣言せずに一つだけ片づける。旗を振る時間を成果に変える。周りが気づくのは遅れるが、遅れはあなたの評価と関係がない。
仕事で「太陽」。次はどこから動かせばいいか。
これで引く →お金良くなっている実感が薄いなら、感覚ではなく数字を一度見る。増えた分をすぐ使わず、越えた状態に合わせて置き場所を決める。判断は雰囲気でやらない。
お金の話で「太陽」。足りないのか、使うのが怖いのか。
これで引く →調子良いことは本当に起きている。ただ、まだ受け取る元気がないだけ。その差は勝手に埋まるが、思うより遅い。埋まっていない日が続いても、起きていないわけではない。今日はひとつ、体を休める方を選ぶ。
「太陽」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。
これで引く →よくある質問
太陽は良い札ですか。
ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:難しかったことが、難しくない。通り過ぎたから。 逆位置:良いことは本当に起きていて、まだ感じ取るだけの元気がない。その差は勝手に埋まりますが、思っているより時間がかかり、途中で本当に起きたのか疑う日が何日か来ます。
太陽の正位置と逆位置は何が違いますか。
正位置:難しかったことが、難しくない。通り過ぎたから。 逆位置:良いことは本当に起きていて、まだ感じ取るだけの元気がない。その差は勝手に埋まりますが、思っているより時間がかかり、途中で本当に起きたのか疑う日が何日か来ます。 逆位置は正位置の反対ではなく、それ自体の意味です。
太陽は月や審判とどうつながっていますか。
大アルカナでは太陽は月のすぐ後、審判のすぐ前にあります。月:視界は悪い。それでも道は道のままです。混乱に見えるものの多くは、情報不足です。 審判:自分から求めた清算。判決は、言われる前からおおむね分かっていたはずです。
この記述の出どころ
78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。
このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。