cups · Minor Arcana
聖杯の8
この組 · 聖杯
情、説明できるようになる前に感じているもの
どこに位置するか
また動き出す。前より速い。
この組の質
遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
この札を占いに持っていく
感情がまた動き出す。以前より速い。相手を変えようとするより、自分がどこへ向かうかを確かめる。距離を置くなら、置いた後の静けさまで引き受ける。
恋愛で「聖杯の8」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。
これで引く →仕事また動き出す。前より速い。説明のつかない違和感を、無視せずに扱う。誰かを説得するより、自分が何を求めているかを一つ言葉にする。
仕事で「聖杯の8」。次はどこから動かせばいいか。
これで引く →お金感情に押されて動く。以前より速い分、判断も速くなる。使った後の気持ちまで想像してから決める。戻れない出費は、戻れないと知ってから出す。
お金の話で「聖杯の8」。足りないのか、使うのが怖いのか。
これで引く →調子また動き出す感覚がある。前より速い。何かが終わったわけではない。ただ、同じ場所に留まる理由が薄くなっている。動く前に、失うものを数える。
「聖杯の8」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。
これで引く →よくある質問
聖杯の8の聖杯という組は何を扱いますか。
情、説明できるようになる前に感じているもの 遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
聖杯の8は良い札ですか。
ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:また動き出す。前より速い。 逆位置:遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
この記述の出どころ
78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。
このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。