swords · Minor Arcana
剣の2
この組 · 剣
思考、言葉、言われたことと言われなかったこと
どこに位置するか
二つが出会うところ。組むか、にらみ合うか。外から見ているうちは、しばらく区別が付かない。
この組の質
両刃です。剣の札は他人の残酷さより、明晰さが遅れて来たことを指すほうが多い。
この札を占いに持っていく
どちらも動かない。沈黙が長引くほど、相手の気持ちを想像で埋めてしまう。想像は事実ではない。会って、ひとつだけ質問を決めて聞く。答えを聞くまで自分の解釈を確定させないこと。
恋愛で「剣の2」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。
これで引く →仕事対立か協力か、まだ見分けがつかない段階。どちらかに決める前に、争点を紙に一行で書く。書けないなら、それはまだ意見の違いではない。条件を先に揃えてから、立場を選ぶ。
仕事で「剣の2」。次はどこから動かせばいいか。
これで引く →お金二人以上の間で金額や負担が宙に浮いている。曖昧なまま進めると、後で必ず揉める。数字を出し、誰がいつ払うかを言葉にする。決められないなら、決める日を決める。
お金の話で「剣の2」。足りないのか、使うのが怖いのか。
これで引く →調子緊張している。相手を敵と決めたわけでも、味方と決めたわけでもない。この段階では、判断を急ぐより、見えている事実と想像を分けておくほうがいい。分けた分だけ、次の一言が楽になる。
「剣の2」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。
これで引く →よくある質問
剣の2の剣という組は何を扱いますか。
思考、言葉、言われたことと言われなかったこと 両刃です。剣の札は他人の残酷さより、明晰さが遅れて来たことを指すほうが多い。
剣の2は良い札ですか。
ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:二つが出会うところ。組むか、にらみ合うか。外から見ているうちは、しばらく区別が付かない。 逆位置:両刃です。剣の札は他人の残酷さより、明晰さが遅れて来たことを指すほうが多い。
この記述の出どころ
78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。
このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。