Castarot

cups · Minor Arcana

聖杯の2

この組 · 聖杯

情、説明できるようになる前に感じているもの

どこに位置するか

二つが出会うところ。組むか、にらみ合うか。外から見ているうちは、しばらく区別が付かない。

この組の質

遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。

この札を占いに持っていく

恋愛

二人の間で、言葉にできる前の感覚が行き来し始める段階。相手の気持ちを推し量るより、自分が何を感じているかを確かめるほうが確かだ。片方だけが深くなれば、重さは偏る。同じ速度で沈むか、確かめる必要がある。

恋愛で「聖杯の2」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。

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仕事

誰かと組むか、距離を取るかの分かれ目にいる。今は外から見ていると、協力と対立の区別がつかない。信頼を先に渡すか、様子を見るか。渡したぶんだけ、後で引くのが難しくなる。どちらを選んでも、片方の負担は残る。

仕事で「聖杯の2」。次はどこから動かせばいいか。

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お金

二人で持つか、分けるかが問われる場面。感情が動いているうちに財布を一つにすると、あとで感情が動いた時に戻せない。金額より、誰が決めるかを先に決めておく。決めずに始めると、どちらかが黙って飲み込む。

お金の話で「聖杯の2」。足りないのか、使うのが怖いのか。

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調子

今あなたは、誰かとの間に何かが生まれかけている場所にいる。それが親しさか緊張か、まだ自分でも判別できていない。焦って名づけなくていい。ただし、片方だけが深くなっているなら、その偏りはすでに事実だ。

「聖杯の2」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。

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よくある質問

聖杯の2の聖杯という組は何を扱いますか。

情、説明できるようになる前に感じているもの 遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。

聖杯の2は良い札ですか。

ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:二つが出会うところ。組むか、にらみ合うか。外から見ているうちは、しばらく区別が付かない。 逆位置:遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。

この記述の出どころ

78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。

このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。