cups · Minor Arcana
聖杯の6
この組 · 聖杯
情、説明できるようになる前に感じているもの
どこに位置するか
何かが渡る。
この組の質
遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
この札を占いに持っていく
渡す側と受け取る側がはっきりする時期です。昔の感情が戻ってきても、それは今の相手ではなく、過去の続きです。相手の返事を待つのではなく、自分が何を渡したいのかを先に決めてください。
恋愛で「聖杯の6」が出ました。いま本当に詰まっているのは何か。
これで引く →仕事助けや知識を渡す場面が来ます。抱え込まず、手放すつもりで人に渡してください。渡した分だけ、あなたの手元は空きます。空いた場所に次の仕事が入ります。
仕事で「聖杯の6」。次はどこから動かせばいいか。
これで引く →お金貸し借り、立て替え、分け合うお金が動きます。金額より、誰が誰に渡しているかの関係を見てください。返ってこない前提で出せる範囲に収めるのが安全です。
お金の話で「聖杯の6」。足りないのか、使うのが怖いのか。
これで引く →調子誰かに何かを渡す直前の状態です。手放すのが惜しいと感じても構いません。惜しさを認めたまま渡せたとき、あなたの情は説明の要らない深さを持ちます。
「聖杯の6」が指すこの状態、休むのが先か、動くのが先か。
これで引く →よくある質問
聖杯の6の聖杯という組は何を扱いますか。
情、説明できるようになる前に感じているもの 遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
聖杯の6は良い札ですか。
ここに良い札も悪い札もありません。あるのは、その札のどちら側に立っているか。正位置:何かが渡る。 逆位置:遅くて広い。聖杯は是非を答えません。どこまで深いかを言います。
この記述の出どころ
78 枚の絵は 1909 年の Rider–Waite 版で、描いたのは Pamela Colman Smith(1878–1951)。没後七十年を超え、米国・EU・日本のいずれでもパブリックドメインに入っている。ライセンス表記は Wikimedia Commons で一枚ずつ確認した。元のスキャンから外枠と下の題名帯を落とし、枠に合うよう色調を一段整えてある。枠・帯・裏面はここで作ったもの。読み手の立ち絵はパブリックドメインの絵画を使っている——ミュシャ(1860–1939)の装飾画数点と、マテイコ『コペルニクス』(1873)、ライト『錬金術師』(1771)、ウォーターハウス『水晶球』(1902)。こちらも Wikimedia Commons で一枚ずつライセンス表記を確認し、裁ち落としたうえで色調を揃えてある。
このページの文章は編集による解釈です。ウェイトの原文の引用ではありません。ウェイト自身の占断的意味は『The Pictorial Key to the Tarot』(1910・パブリックドメイン)にあります。