テーマ別の読み · バースカード計算
タロットのバースカード計算
バースカードは、生年月日の数字から出す一〜三枚の大アルカナ。イヤーカードは年ごとに変わる。下に誕生日を入れれば、足し算の途中をすべて見せる。よく使われる二つの数え方で結果が割れる場合は、両方とも出す。
計算はブラウザの中だけ。日付はどこにも送らず、保存もしない。
日付を選ぶと、カードが出る。
計算のしかた
日付を足す
月と日と西暦を、そのまま足す。1975年4月13日なら 4 + 13 + 1975 = 1992。
22 以下になるまで足す
出た数の各桁を足し、22 以下になるまで繰り返す。1 + 9 + 9 + 2 = 21。この数がパーソナリティカードで、この例では世界。
もう一度足してソウルカード
パーソナリティの数が二桁なら、その二つを足す。2 + 1 = 3。これがソウルカードで、女帝になる。最初から一桁なら、同じ一枚が両方の役を持つ。
イヤーカード
イヤーカードは、生まれた月と日に、知りたい年の数字を一桁ずつ足す。4 + 13 + 2 + 0 + 2 + 6 = 27 → 2 + 7 = 9。バースカードと違い、年は一桁ずつばらして足す点に注意。
サイトによって結果が違う理由
年の足し方が二通りあるからだ。グリアの方式は 1975 をひとつの数として足す。計算サイトでよく見るもう一つの方式は、日付を二桁ずつに区切って足す。1975年4月13日なら 04 + 13 + 19 + 75 = 111 → 1 + 1 + 1 = 3 となり、女帝一枚。西暦のまま足すと世界と女帝だった。
ただし、ソウルカードが食い違うことはない。二つの方式の合計の差は必ず 9 の倍数で、各桁を足しても 9 で割った余りは変わらない。だから最後の一桁は必ず同じになる。割れるのはパーソナリティカードだけで、1940〜2012年生まれの誕生日のうち 37.1% で違うカードになる。
さらに、一桁の結果にも必ず二枚目を添えるサイトがある(8 なら力と星)。「ほとんどの人はバースカードが二枚」という説明はここから来ている。グリアの方式では、一桁の合計は一枚が両方を兼ね、実はこれがいちばん多い。誕生日の 56.6% がそうなる。
このページでは、元になったグリアの方式を先に出す。二桁ずつの方式でパーソナリティカードが変わる場合は、その下に並べる。どちらが「正しい」ということはない。どちらも、カードそのものから出てきた答えではないからだ。
扱いが変わる三つの結果
一枚で両方
合計がそのまま一桁になると、パーソナリティカードとソウルカードは同じ一枚になる。同じ数に属する二桁のカードも無関係ではない。グリアはそれを「隠れた要素」として読む。欠点ではなく、自分ではまだ見えていない部分として。
19:三枚
合計 19 は太陽。足すと 10 の運命の輪、さらに足すと 1 の魔術師になる。三枚になるのはこの数だけだ。西暦のまま足す方式では誕生日の 5% がここに来るが、二桁ずつの方式では一人も来ない。合計が 19 になることがないからだ。
22:愚者
愚者のカードに書かれた番号は 0 だが、この計算では世界の次の 22 として扱い、足すと 4 の皇帝になる。グリアはこの二枚を、外側と内側に分けずにひと組として読む。西暦のまま足す方式では誕生日の 5.4% がこれになる。二桁ずつの方式では、世紀の変わり目のほんの数日しかない。
ここから言えることがひとつある。二桁ずつの方式では、太陽と審判は誰のパーソナリティカードにもならない。世界と愚者も、1900〜2100年のうち 5 日しか出ない(2000年1月1日がその一つ)。合計がほぼ 18 で頭打ちになるからだ。西暦のまま足す方式では、魔術師が単独で出ることはない。出るのは 19 → 10 → 1 の最後の一枚としてだけだ。
それぞれのカードはどれくらい出るか
1940〜2012年のすべての誕生日のうち、それぞれのパーソナリティカードになる割合(方式別)。少ないカードが少ないのは、そこに行き着く日付が少ないからで、特別な意味があるからではない。
| カード | 西暦のまま | 二桁ずつ |
|---|---|---|
| 1 魔術師 | — | 1.4% |
| 2 女教皇 | 1.4% | 2.7% |
| 3 女帝 | 2.7% | 4.3% |
| 4 皇帝 | 4% | 6% |
| 5 教皇 | 10.5% | 7.3% |
| 6 恋人 | 10.8% | 8% |
| 7 戦車 | 10.3% | 8.2% |
| 8 力 | 9.1% | 8.7% |
| 9 隠者 | 7.7% | 9.8% |
| 10 運命の輪 | 6.1% | 9.8% |
| 11 正義 | 4.6% | 8.4% |
| 12 吊るされた男 | 3.1% | 6.8% |
| 13 死神 | 1.6% | 5.1% |
| 14 節制 | 0.6% | 3.8% |
| 15 悪魔 | 0.3% | 3.1% |
| 16 塔 | 0.8% | 2.9% |
| 17 星 | 2% | 2.4% |
| 18 月 | 3.5% | 1.4% |
| 19 太陽 | 5% | — |
| 20 審判 | 5.1% | — |
| 21 世界 | 5.3% | — |
| 22 · 0 愚者 | 5.4% | <0.1% |
九つのコンステレーション
大アルカナの番号は、どれも足していくと 1〜9 の一桁になる。同じ一桁に行き着くカードの組を、グリアは「コンステレーション(星座)」と呼ぶ。ひとつのテーマに、段階を変えて出会う組だ。バースカードは必ずひとつの組の中から出る。
1 · 10 · 19
自分の手で始めること。そして、その先のどこまでが自分の舵だったのかを知っていくこと。
1 · 魔術師魔術師の前には道具がすべて揃っていて、そこから一つを手に取る。バースカードとしては、手元にあるもので物事を動かせる人。本当の問いは、その腕を何に向けるかだ。
10 · 運命の輪運命の輪は、押そうが押すまいが回る。バースカードとしては、大きな転機の多い人生と、その転機が運んでくるものに合わせていく才覚。
イヤーカードとして 物事が回る年。自分で回した部分もあれば、そうでない部分もある。どこに着地するかを見ておく。
19 · 太陽太陽のカードでは、子どもが光のなかで馬に乗っている。隠すものなく、ありのままに見られること。バースカードとしては、温かさと開けっぴろげな明るさ。そして、19 → 10 → 1 と続く珍しい三枚の先頭でもある。
イヤーカードとして 見通しがよく、自分の姿も人に見える年。物事が良い意味で明るみに出る。
2 · 11 · 20
言葉になる前から知っていること。そして、それを口に出すべき時を見極めること。
3 · 12 · 21
育てること。そして、育つのに要る時間を待つこと。
3 · 女帝女帝は実った麦のなかに座っている。バースカードとしては、育てる人。仕事でも人でも場所でも、急かさずに育てるときにいちばん力が出る。
イヤーカードとして 育てる年。仕事、住まい、体、関係を、それぞれの速さで育てる。
12 · 吊るされた男吊るされた男は逆さに吊られているが、表情は穏やかだ。バースカードとしては、皆が先を急ぐときに立ち止まり、ほかの人が見落とすものを見る人。
イヤーカードとして 止まる年。行き詰まりに見えるものが、必要だった新しい角度かもしれない。
21 · 世界世界は、閉じていく円だ。バースカードとしては、全体や完成に惹かれる人。全体像が見えているときに、いちばん良い仕事をする。
イヤーカードとして 完成の年。ひとつの周期が閉じ、その全体が見渡せる。
4 · 13 · 22
枠組みを築くこと。そして、そこから出ていく時を知ること。
4 · 皇帝皇帝は石の玉座に座っている。バースカードとしては、秩序を築く人。頼りになり、まっすぐだ。学ぶのは、枠組みは守るためのもので、しがみつくためのものではないということ。
イヤーカードとして 枠組みの年。習慣、境界線、誰が何に責任を持つのかを決める。
13 · 死神死神は、場所を空けるための終わりだ。バースカードとしては、本物の変容に形づくられる人生と、終わったものを終わらせられる力。
イヤーカードとして 何かが終わる年。引き止めずに終わらせれば、次の場所が空く。
22 · 0 · 愚者愚者は、計画より前の一歩だ。好奇心、身軽さ、ゼロから始められること。バースカードとしては必ず皇帝と組で出る。自由が、枠組みと隣り合って生きることを覚えていく組み合わせだ。
イヤーカードとして 跳ぶ年。行き先がはっきりしないまま、もう一度始める。
5 · 14
受け継がれてきたものを学ぶこと。そして、そのどこが本当に自分のものかを確かめること。
6 · 15
全身で選ぶこと。そして、選んだ覚えもなく縛られているものに気づくこと。
7 · 16
意志と方向。そして、思うように動かせなくなった時に起きること。
8 · 17
力ずくではない強さ。そして、つらい時期を越えて戻ってくる希望。
ここから先は扱わない
カードから読んだものではない
バースカードは数秘術だ。デッキをシャッフルする前に、日付がカードを決めてしまう。持ってきた問いに、引いたカードが答えるリーディングとは別物だ。このサイトの読み手が、誕生日を読みに使うこともない。
人となりを決めつけるものではない
パーソナリティカードが示すのは、思い当たるかもしれないテーマであって、判決ではない。塔がどうも自分らしくないと感じたら、それもひとつの手がかりだ。それに、もう一方の方式ならパーソナリティカードが変わるかもしれない。
デッキの番号順で変わる
このページはライダー・ウェイト版の番号を使う。力が 8、正義が 11 だ。古いマルセイユ版では二枚の番号が逆なので、マルセイユ版で読む人は、この二枚の組が入れ替わる。
最初によく訊かれること
自分のバースカードはどうやって出しますか?
生まれた月・日・西暦を足し(4 + 13 + 1975 = 1992)、各桁を足して 22 以下にします(1 + 9 + 9 + 2 = 21)。これがパーソナリティカードで、例では世界です。二桁ならもう一度足すと(2 + 1 = 3)ソウルカードの女帝になります。このページの計算機に日付を入れれば、途中の式ごと出します。
サイトによってバースカードが違うのはなぜですか?
年を一つの数(1975)として足すか、二つに分けて(19 + 75)足すかで変わるからです。ソウルカードは必ず一致しますが、パーソナリティカードは誕生日の 37.1% で食い違います。一桁の結果に二枚目を添えるサイトもあります。このページでは、グリアの方式の結果を出し、違う場合は二桁ずつの方式の結果も並べます。
バースカードが三枚になることはありますか?
あります。合計が 19 のときだけで、太陽・運命の輪・魔術師の三枚です。西暦のまま足す方式で誕生日の 5%、二桁ずつの方式ではゼロです。
イヤーカードとは何ですか?いつ変わりますか?
バースカードと同じ要領で、生まれ年の代わりに知りたい年の数字を一桁ずつ足して出します(4 + 13 + 2 + 0 + 2 + 6 = 27 → 2 + 7 = 9)。ふつうは誕生日から次の誕生日までを一年と数えるので、1月1日ではなく誕生日に切り替わります。
小アルカナがバースカードになることはありますか?
この方式ではありません。22 以下に落とすのは、大アルカナの 22 枚に対応させるためで、小アルカナの 56 枚がバースカードになることはありません。












